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2014年05月24日

法医学のポイント2

@死後変化(死体現象)とは?(重要)

個体としての死後直後から、全身的な新陳代謝の停止と外界環境の影響により、死体に発生する様々な変化のこと。死後、比較的早期(24時間以内)に出現してくる早期死後変化とその後に引き続き起こる晩期死後変化に分けられる。

A死亡時刻の推定方法には、(A)、(B)、(C)、(D)が参考になる。

(A)死体の体温(B)超生反応(C)早期死体現象(D)胃内容物

B早期死後変化と晩期死後変化にはどのようなものがあるか?

早期死後変化:筋肉弛緩、死体硬直、死斑、死体冷却、角膜混濁、皮膚乾燥、自家融解
晩期死後変化:腐敗、白骨化、ミイラ化、死蠟化

C死斑の定義は? 死斑を期間で分けると?

血液循環が停止すると、血管内の血液は重力によって下位に移動し、そのために下位の低位にあたる皮膚が集まった血液の色で見られる有色班。
死斑の分期:沈降期(重力で沈降した血液は血管内にとどまるが、血管外には出ていない。12時間まで)
      拡散期(血液は組織液に希釈され、溶血となって、染色された血漿は血管外へ浸潤24時間まで)
      浸潤期(ヘモグロビンが組織に浸潤し、組織細胞が着色する。)

D死体冷却の定義は?

死体の温度が外界温度の影響を受けて、死後経過時間とともに、しだいに降下する現象。

E損傷の定義は?

身体を構成している組織の生理的な連絡が断たれたり、機能がされたりする状態と言う。

F損傷を(形態)程度によって6つに分けると?(テスト)

表皮剥脱、(皮下出血)、挫傷、創、骨折、内臓破裂、四肢断離

G射創の特徴は?

皮膚の欠損:射入口は弾丸より小さい。射出口では皮膚の欠損はなく、形状は不規則で射入口より小さい。
汚染輪  :射入口の創縁にサビや油が付着する。(幅1mm)
挫滅輪  :弾丸の皮膚貫通時のエネルギーで、射入口組織の破壊、表皮剥脱、皮下組織の座滅が見られる。
      (幅2−4mm)
焼輪   :熱による火傷。
CO-Hb輪:爆発ガス中のCOが創縁に染み込み、鮮紅色の輪を形成。

H司法鑑定の原則には(A)、(B)、(C)、(D)、(E)がある。

(A)客観性(B)独立性(C)尊法性(D)時限性(E)機密性

I窒息の定義は?

なんらかの原因で生命の維持に不可欠な酸素の供給が減少したり、炭酸ガスも排泄に障害が生じ、そのために生命が正常な活動を維持できない状態。

posted by 法医 at 03:50| 問題演習2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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